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zoom RSS 新しい労働社会 濱口圭一郎 岩波新書 700円

<<   作成日時 : 2010/11/05 05:07   >>

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序章にこれまでの日本の労働と雇用の特質がまとめられているが、まずこの部分が勉強になる。そして、正社員の働き過ぎという現象について、不況時に備えて、好況時にも正社員を増やさないという選択がなされてきた日本的な事情が強調されている。「需要の低下に応じて生産水準を引き下げざるを得なくなっても、恒常的時間外労働というバッファーがあれば、それを削減することによって、労働者数を減らすことなく投入労働時間を減らすことができます。」つまり、好況時に正社員がより多くの労働時間を引き受けていれば、不況時にも時間外労働部分を減らすことで人員削減を避けることができるという理屈であり、日本の労使はこの方向を選択してきたのである。だとすれば、ここにきて正社員の労働時間を減少させ、ワークライフバランスを配慮しようと考えてもうまくはいかない。また、派遣切りの実態から製造業の派遣を一律禁止しようという議論にも、それで果たして派遣社員などの雇用が確保できるかという疑問を呈する。実際、新聞等によれば派遣社員の55%が製造業の派遣禁止に反対しているという実態もあり、よりよい労働市場の確立に向けては別の選択肢を考えざる得ない。



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