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zoom RSS 放射線から子どもの命を守る 高田純 幻冬舎ルネッサンス新書 800円

<<   作成日時 : 2011/10/30 11:16   >>

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札幌医大の先生が放射線の基礎について述べた本である。気になるところを抜き出しておこう。

放射線は体にどんな影響を与えるの? 大量に浴びれば障害が起こる 放射線が体に与える影響は、放射線の量と種類によって異なります。ただし、大量の放射線を受けた場合、体に障害が発生する基本的な仕組み は同じです。大量の放射線を一度に受けると、体の中の細胞が傷つけられます。もう少し詳しくいうと、細胞内のDNA(遺伝子)が傷つけられ、 細胞分裂ができなくなります。人体は、老化を抑えるために細胞がどんどん入れ替わりながら維持されています。その際、新しい細胞はDNAに保 存されている情報を使ってつくられます。DNAはいってみれば人体の設計図なのです。このDNAが傷つき、細胞分裂ができなくなると、人体はた ちまち悪い影響を受けることになります。こうした悪影響を「放射線障害」といいます。体のなかで最もダメージを受けやすいのが、血液の成分 をつくる骨髄です。大量の放射線を受けると、白血球など免疫にかかわる細胞がつくれなくなってしまいます。

外部被爆より怖い内部被爆 被爆には、体の外側から放射線を受ける「外部被爆」と、呼吸や飲食などを通して放射性物質を体内に取り込み、体の内側から放射線を受ける 「内部被爆」があります。どちらも最終的に問題となるのは放射線の量ですが、放射性物質がいったん体内に吸収されると、排出されるまで被爆 が続くことになります。そう考えると、、内部被爆は外部被爆よりも深刻といえます。

放射性物質の種類によって体に与える影響は違う 放射性ヨウ素(ヨウ素131)は、体内に取り込まれると甲状腺に蓄積される性質があります。甲状腺に蓄積された放射性ヨウ素は、甲状腺がん を引き起こします。放射性セシウム(セシウム137、セシウム134)は、体内に入ると全身の筋肉組織に蓄積され、白血病や不妊症などを引き起 こします。放射性ストロンチウム(ストロンチウム90)は、カルシウムによく似た性質を持ち、体内に入ると骨や歯に蓄積され、骨のがんや白血 病の原因になります。プルトニウム(プルトニウム239)は、体内に入ると肝臓や骨、肺に蓄積され、骨のがんや肝臓がん、白血病、肺ガンの原 因になります。 福島第一原発の例でいえば、事故直後からしばらくの間はヨウ素131による体内被爆に注意する必要がありましたが、90日後、そのリスクは消 滅しました。今は半減期の長いセシウム137やストロンチウム90、プルトニウム239に注意する必要があります。ただし、ストロンチウムとプル トニウムの汚染は、セシウムに比べれば格段に低いといえます。

同じ量でも長い時間かけて浴びた方が影響は少ない 放射線が人体に与えるダメージの度合いを示すシーベルトについては、1時間あたり何ミリシーベルトとか、一年あたり何ミリシーベルトと いった言い方をします。(最終的には同じ量になっても人体への影響は、どのくらいの時間で受けたかによって大きく違ってくる)というのも、 先ほどいったように、DNAは損傷の程度が軽い場合、自然と回復するからです。一年あたり100ミリシーベルト、つまり1時間あたり約0.01ミ リシーベルトの線量では DNAはすぐ回復するため、ほとんど影響はありません。

DNAの損傷ががん細胞を発生させる 放射線を被曝すると、DNAが損傷を受けてがん細胞が発生する確率が高くなる一方で、免疫細胞の機能が低下します。簡単にいえば、それが放 射線を被曝するとがんの発症のリスクが高くなる理由です。

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